プランクBBQとは?
プランクBBQとは、ウッドプランク(木の板)の上にお肉や魚などの食材を載せて板ごと焼く豪快な調理法です。
板の上で焼くことで、間接的に熱を通し食材がふっくらと蒸し焼きに仕上がります。さらに板が焦げて出る煙で食材が燻され、燻製のような香りが食材につきます。ウッドプランクに使用する樹種によって、香りや味わいも異なります。
\ 燻製との違い /
お手軽に燻製風味を楽しむことができるウッドプランク!
燻製には燻製機とウッドチップを使用しますが、プランクでは他の道具を使用せずに燻製風味を食材に加えることができます。
プランクでは、食材の水分を活かして蒸し焼きするため、仕上がりはふっくらとジューシーになります。
プランクで調理すると程よい燻製風味になり誰もが楽しめます。使用する樹種によって味や風味が様々です。
また、燻製とは適した食材も異なります。おすすめ食材は以下にて紹介しております。
\樹種の特徴 /
樹種によって風味や味が異なります。
■スギ
・スモーキーでガツンと来る苦みが特徴
・ビールにぴったりで大人向け
■サクラ
・独特の甘く、ややフルーティーな香りが強い
・苦みは少なく食べやすい
■クリ
・さわやかな香りでマイルド苦み
■ホオ
・ほんのり甘くてさわやかな風味
調理方法(カセットコンロver)
\調理のコツ/
味付け
■濃い目の味付け
→焼いた後に付け足してもおいしい
■漬け込む
→食材が柔らかくおいしく仕上がる
焼く
■弱火~中火でじっくりと
→カセットコンロでは約20~30分焼く
■板が焦げても加熱
→焦がして香りが付くので多少の焦げは心配ありません
活用
■お皿にできる
→プランクが焦げすぎていなければお皿にして楽しむことができる
■薪にも
→1度きりの使用ですが薪として活用できる
レシピ
ウッドプランク初心者なら必見!食材選びからレシピまで迷うことはありません。
おすすめ食材
サーモン・チキン・ポーク
ウッドプランクを初めて挑戦する方におすすめの食材は、サーモン・チキン(もも肉)・ポーク(ロース肉)です。この3食材なら失敗が少なく、ウッドプランクを楽しめます。
おすすめできない食材
野菜・キノコ類
野菜・キノコは焼きすぎてしまうと酸味を強く感じてしまいます。
そして、チーズや海鮮系も扱いが難しいため、ウッドプランクの扱いに慣れたら挑戦してみてください。
おすすめレシピ
加熱方法一覧
加熱方法は、カセットコンロ・BBQコンロ・焚き火・七輪などがあります。
おすすめの加熱方法は、カセットコンロです。熱源が安定しているので、じっくり焼いて仕上げることができます。
よくある質問
最低でも30分以上の浸水を推奨しております。
浸水しないで調理しますと、板が焼け過ぎてしまい、食材が焦げる・苦くなる・パサつくなどの原因となります。
蓋つきのBBQグリルの場合はアルミホイルを巻かずに調理可能ですが、それ以外の加熱方法ですと板が焼け過ぎてしまい、食材が焦げる・苦くなる・パサつくなどの原因となりますので、アルミホイルを全体に巻いての調理を推奨しております。
焚き火、BBQコンロ、七輪、カセットコンロなどで調理が可能ですが、火力が調整しやすく安定しているカセットコンロをおすすめしております。
加熱方法別の調理方法ページは後日公開予定です。
板を焦がして香りをつけるため、板が多少燃えても問題ありません。
「板の浸水をしっかりすること」、「アルミホイルで全体を巻いて調理すること」で板の焼け過ぎを防止することができます。
加熱方法や食材によって異なりますが、サーモンなど火が通りやすい食材は20~30分程度、鶏肉など厚みがあって火が通りにくい食材は30~40分程度が加熱時間の目安となります。
加熱方法によっても異なりますが、弱火~中火でじっくりと加熱すると板の焼け過ぎを防ぐことがき、失敗しにくいです。
基本的に一度きりをおすすめしています。
衛生面や、板の裏面を焦がして香りをつけるため、炭化してしまうからです。
可燃ごみとして処理していただくか、焚火の薪として活用することもできます。
無垢材であれば使用可能ですが、
ホームセンターなどで販売されている木材は、塗料や防腐剤などが含まれており食用に向かない場合があるので、プランクBBQ用の板を使用すること推奨しております。